【トークイベント】『中動態の世界』(医学書院)刊行記念 國分功一郎×大澤真幸トークショー「中動態と自由」

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蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

※※※ご好評につき定員に達したため、参加受付は終了いたしました※※※

『スピノザの方法』で衝撃的なデビューを果たし、その後もアクチュアルな事件に積極的に関わり続けている哲学者國分功一郎さんと日本を代表する社会学者の大澤真幸さんのおふたりが、『中動態の世界』(医学書院)の刊行を記念し、「中動態」をキーワードに語り合う初顔合わせトークイベントです。

「誰も気にかけなくなった過去の事件にこだわる刑事のような気持ちで、
私は中動態のことを想い続けていた。」― 國分功一郎

國分功一郎さんは、学生時代から「中動態」が気になって仕方ありませんでした。
中動態って何?
どうやらそれは、「する/される」では語れない世界にあるそうです。
たとえば想いに耽るとき、たとえば謝罪の気持ちが湧いてくるとき、たとえば見たくない風景が目に入ってしまうとき、あるいはたとえば、近所の不良に脅されて自らお小遣いを差し出したとき...。
そんな「する/される」の外側にある卑近な例こそうまく語れない、と國分さんは言います。
というのも私たちの言葉は、それを語る文法をどこかに置き忘れてきてしまったからです。
『中動態の世界』は、失われた文法を追い求めながら、人間の存在そのものを問い直そうとする野心作です。
日本を代表する社会学者の大澤真幸さんも、日本語文法には一方ならぬ関心があります。
たとえば、なぜ日本語の「れる」「られる」は、<受動>でも使えるし、<可能>でも使えるのか?
そもそも何かを可能にするためには、主体的な意志と能力と責任感が―つまり確固とした能動性が―その人の内に備わっていなければならないはずなのに。
しかし大澤さんは言います。受動と可能がセットになるところにこそ自由が成立する、と。
そのときのキーワードこそが「中動態」だと。
今回のトークイベントでは、思考の可能性の条件たる「文法」に興味を持ち、「自由」という価値をひたすら強く志向するおふたりが、「中動態」をキーワードに考えをめぐらせます。

【参加条件】
『中動態の世界』(医学書院刊/2,160円税込)付き参加券2,500円(税込)または、参加券1,000円(税込)をご予約・ご購入頂いたお客様に参加券をお渡しいたします。

【お申込み方法】以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭(1号館1階 人文フロア)
・お電話 03-3770-2525(人文フロア)
・オンラインストア

【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
*当日ご希望の方にサイン会を予定しております。サイン対象本は、当店でご購入いただきました対象書籍のみとさせていただきます。

【プロフィール】
・國分 功一郎 (こくぶん こういちろう)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。高崎経済大学准教授。
主な著書に、『スピノザの方法』みすず書房、『暇と退屈の倫理学 増補版』太田出版、『ドゥルーズの哲学原理』岩波現代全書、『来るべき民主主義―小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』幻冬舎新書、『近代政治哲学―自然・主権・行政』ちくま新書、『民主主義を直感するために』晶文社など。訳書にドゥルーズ『カントの批判哲学』ちくま学芸文庫、ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』(共訳)みすず書房、などがある。

・大澤 真幸 (おおさわ まさち)
1958年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学者。
主な著書に、『ナショナリズムの由来』(毎日出版文化賞)、『<自由>の条件』『<世界史>の哲学 古代編・中世編・東洋編・イスラーム編』以上講談社、『社会は絶えず夢を見ている』朝日出版社、『自由という牢獄』岩波書店、『可能なる革命』太田出版、『日本史の謎』朝日新書、等多数。3月末に『<世界史>の哲学 近世編』が出る予定。個人雑誌『大澤真幸THINKING「O」』を刊行中。
オフィシャルウェブサイト http://osawa-masachi.com/

会期

定員

70名

時間

19:00~

場所

蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

主催

代官山 蔦屋書店

共催・協力

-

問い合わせ先

03-3770-2525

会期

時間

19:00~

場所

蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース

定員

70名

主催

代官山 蔦屋書店

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03-3770-2525

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