永田哲也展 おかしな夏

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1F 蔦屋書店

 鶴や亀、松竹梅など、縁起のいい動物や植物をモチーフに、日本各地で作られてきた和菓子の木型。
甘味が貴重だった時代、見た目の美しさとともに味わう和菓子は、結婚式や七五三といった宴の席の楽しみのひとつでした。

 永田哲也氏の作品は、その華やかなひと時の記憶を紙に封じ込め、今によみがえらせています。
江戸、明治、大正、昭和、平成と受け継がれる繊細で巧妙な彫師の意匠が息づく和菓子の木型を、和紙で型取り、作品にしています。和菓紙三昧の形は、「祝いのきもち」の象徴です。

 今回の展示は、蓮をテーマにした吊り飾りをメインに、一面祝いの団扇、祝い盛りの団扇など、夏を感じる作品が盛りだくさんです。
 その他にも小さなぽち袋から、室内を装飾するモビールまで様々なギフト、インテリア、ステーショナリーなどアートアイテムを取り揃えております。
 作家自身の言葉で、「記憶の中に白く輝く心のオブジェ」と表現されている独特の趣きをお楽しみください。

プロフィール
永田 哲也
1959年 大阪府生まれ。
1985年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。
主に和紙という素材を駆使して「時間」、「空間」をテーマにものごとの現実的な表皮の採集から視覚的、触覚的な記憶イメージへの関係を三次元の立体もしくはエンボス作品で表現、展開している。最近では「日本の記憶」をテーマに、活躍の場をインテリアやギフト、ファッションなど日常の生活空間への展開を試みている。
第8回現代美術今立紙展佳作賞、エンバ賞美術展新人賞、第3回INO 紙のことば展、千葉アートNOW94、玉川高島屋アートウォール、PREMIERE CLASSE(パリ)招待出品、ユミカツラ パリ・オートクチュールコレクションコラボレーション、ホテルオークラ東京 お正月インスタレーション、虎屋本店・和菓子アート展、裏千家養和会 初点茶会明治記念館(東京)、銀座和光・並木館個展、歌舞伎役者・六代目中村勘九郎襲名披露公演飾り絵馬制作コラボレーション、アンダーズ東京アートワーク、その他、個展、グループ展、テレビ出演、新聞雑誌掲載多数。

展開期間:2018年7月2日(月)~8月2日(木)